ここのところタチウオが好調である貝塚へ、時合いをはずした時間帯の深夜0時に出撃。
前日までのネット上の釣果情報など、賞味期限の極端に短い青物は当てになるものではないし、
先日のこともあったので期待はせずにポイントに向かった。
到着すると案の定、テトラ一帯の海面は
半面クリスマスツリー になっていた。
赤や
緑、
赤や
緑、
赤や
緑・・・ ほぼその2色しかない(まれに白色)が、
非常に綺麗な深夜のイルミネーションであった。
予想通り、かなり多くのタチウオハンターがひしめいている状態だ。
それよりも私は
月の明るさに見惚れていた。
手元が薄っすらと見えるくらい明るい。
そして私は小さい頃から月が好きで、その神秘性と
何かよく分からないが、伝わってくる力を強く感じている。
人の多さで、ある程度歩かないと空いているスペースが無いため、
何人か釣果を尋ねながら歩くと、みなさん
「 ここ1時間でかなりアタリがあった」
とか
「次で10匹目」
とか、みな笑顔でコメントされていた。
” ということは、これから時合い後の渋い状況に突入やな ”
すでに1時間アタリが頻発していたということは、
もうすでに時合いはピークを過ぎ
喰いの渋い時間に突入するのだろうと経験からそう思った。
早速
マナティ75+ZZヘッドからスタート。
すると、一投目から
ゴンッ
沖の宙層で一撃だ。
これはまだいけるのかとも思ったが、やはりそうはいかず、なかなかアタらない。
どうやらこの方は ”時合い終了組” の一員のようだ。
少したってからコツコツとアタリを拾ったが乗らない。
この
アタリが出て乗らない、という現象は今季はじめてのことだ。
いろいろと試行錯誤したその後ようやく
しかし、それからまた何をしてもアタリはほとんど無い状況に。
” かなり渋いな・・・ ”
アタリがない時間帯を想定して、久しぶりに成長した
アジの姿でも見ようと
アジングタックルにチェンジしたものの、
これまた
全くアタリなし。
一瞬のかすりすら無い。
そして再びワインドに切り替え、タチウオを狙う。
ワインド → アジング の繰り返しの中で釣れたのは
このタチウオ一匹だけ。
どうやらアジは居ないようだ。
時刻は午前3時ごろ、釣友である
ぶらっくふぃん さんが現場で合流。
ふたりでタチウオを狙うものの、
全くアタリすらない。
しかし・・・
我々の横でキャスト+スローリトリーブしていた方が、
ほぼ2キャストに1アタリペースでタチウオを釣っていた!
” いったい何で釣ってるんやろ? ”
そんな中、我々の目の前に突然現れた
漁船・・・
まるで嫌がらせかのように、まさに我々の目の前を
網を入れるスタート地点としたのだ・・・・
これで
完全にやる気喪失・・・なんとも腹立たしい・・・
いくら生活が掛かっているからと言っても何をしても良いのか ・・・ 抑える殺気
私は網が入っていない、すぐ近くの空いているところに入れて頂くことにしたが、
ぶらっくふぃんさんは全く別のポイントに移動するということでここで別れた。
その際、隣のタチウオを連発していた方に、何で釣っているのかぶらっくふぃんさんが尋ねると
なんと
「キビナゴの引き釣り」だった。
ワインドやルアーで全くアタリすらない真横で、このキビナゴの引き釣りでタチウオを連発・・・
エサ釣りにしてやられたのだ。
エサは匂いがどう とかいう言い訳など許されない。
(ちなみに
キビナゴは、書籍
「魚の行動習性を利用する 釣り入門」 によると
体の表面に
ケイムラカラーが含まれているようです。)
この出来事は、今後の
新たな課題の発生を促すものである。
移動した頃は、ちょうど朝マヅメに差し掛かるところであり、
タチウオも活性が上がったようで
ケイムラカラーのマナティで、表層直下をテンポよくしゃくって
タチウオ
3連発で朝の短い時合いも終了。
辺りはかなり明るくなったので、ここからは
青物狙いにミッションを移行。
ZZ-STAP に変更して遠投、着底、アクションを繰り返す。
ちなみに この
ZZ-STAPは、
マナティのようにシャクッって
ダートアクションさせるジグではなく、
軽いシャクリでの
”チラつかせ” と フォールorステイでの
”喰わせのタイミング”
の繰り返しアクションを行なうのが基本だ。(詳しくは
オンスタックルデザイン解説をご参照)
このころから辺りはジギンガーがかなりひしめいていたが、誰もアタッている様子はない。
海は
表層のボイルもナブラも無い静かな状況なので、底付近を中心に狙ってみると
コツッと軽いアタリが何度かあった。
そして底から離さないようにアクションを続けると
グイグイグイッ ギリギリギリギリー
” きたっ 乗ったか!! ”
なんとも懐かしいこの心地よい引き!!
ロッドがグイグイしなり、ドラグがギリギリとすばらしいメロディを何度も奏でる。
” この引き! このメロディ! まさに青物や!! ”
心地良い引きを充分に味わいながらキャッチ!!
ツバス 35cm
” いい! やっぱり青物はいい! ”
青物としては小さいが、それでもこの引き、シーバスも良いが何と言っても
私はこの青物の大胆な引きが一番好きだ。
その後も底付近でコツコツと小さなアタリは拾うが乗らず、
そのうちアタリも無くなった。
最近の貝塚の状況では、青物のボイルは午前7時~9時くらいに多発すると
分かっていたが、今日は諸事情により少し早めに納竿。
結果として
ツバス 35cm 1匹
タチウオ 65~70cm 6匹
今年のタチウオはシッポが切れている(喰われている)のが
特に多い気がするが気のせいか?
タチウオは今回非常にシブい状態で、
内容・数ともにホントに不甲斐ない結果だ・・・
それにしても今回のZZ-STAPでのツバスは、まさにジグの開発コンセプト通りで
ワインドで届かない沖でヒットし、基本アクションを忠実に行なった
セオリー通りの結果だ。
これで少しはZZ-STAP のアクション感覚がつかめた気がするので、
今後確実なものにしていくためには、もう少し調整していく必要がある。
また次回は、某メーカー様から頂いた
異型のルアーを試すミッションもある。
そしてこの日の夕方、 釣友である
かわっ家(ち)さん からお誘いの連絡を頂き、
地元
泉大津でタチウオの調査釣行へ出撃することに。
この模様は
別記事にて。
たまにはこちらのブログも
私の
フィッシングアクセ・デザインブログです。
オンスタックルデザイン マナティーワインド釣法の定番 これはもう生きている?!
オンスタックルデザイン 匠魚手休め用ではありません。実はマナティ以上に豊富なアクションで狙えます。
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