2010年9月5日 の釣果
ターゲット: キス
釣果:
キス 1
場所: 貝塚
時間: 16:00頃 ~ 24:00頃
天候: 晴
潮: 中潮
風: 強風のち微風
濁り: 少々あり
仕掛け: キス3本針7号 / 9号
釣 法:
変速M12H、変速S12H
ガルプカラー: グロー
バイト数: 無数(うちキスは3回)
バラシ数: 1
やっぱりいたか! ただ・・・
夕方から釣行するのには2つの目的があった。
目的1) 明るい時間帯にいつもの釣行ポイントより北側の現場調査
目的2) 夕マヅメに青物・タチウオが釣れるか(回ってくるか)
先日より、
”ひょっとして同じ貝塚でも北側のポイントは、地形の関係から青物が回ってくる可能性が他より
高いのでは?”
という考えがあり、いつものY見さんと共に、明るい時間帯に下見に行った。
結果、あまりの風の強さでまともにキャストできる状態ではなく、青物もタチウオも全く気配なし。
近くのジギンガーにも全くアタリは無い様子だ。
そして暗くなってからは例の
ガルプで
キス狙いに変更した。
Y見さんは
ガシラ狙いだ。
当初は青物狙いに引き続き、北寄りのポイントでキャストしていたが、ここはあまりに底の根が荒く、
キャストする度に根掛かりし、おまけにアタリも全くない。
仕掛けも結構ロストした。
この北寄りのポイントは底モノ狙いには合っていないと判断し、結局いつものポイントに移動した。
すると一投目からアタリ有り!
先日から実績を積んでいるキスのポイントと考えられる
同じ場所で、先日と
同じ誘い方(釣法)で行った。
” やはりな! ここは居るわ! ”
アタリは頻繁にあるが針サイズを大きくしたためかなかなか乗らず、キスのアタリは一度だけだった。
そして
イヤな出来事が起こった。
キャストしたときに
バチンッ! ポチャン!
と音がして違和感を感じた。
何事かと思い、暗いのでよく分からなかったが、仕掛けのオモリが目の前の海面に落ちて飛んでいない。
上げてみるとオモリより下の針が無い。
” ん??? ”
何やら目の前のテトラの付近にロッドが沈みかけているのがかすかに見えた。
” あれ? あれは?!・・・ ”
なんとこれは定期的にタチウオが居るか試すためのワインド用のもう1本の自分のロッドだった。
つまりキャスト時に斜め後ろに置いてあったもう1本のロッドにキスの仕掛けが引っ掛かって
海に落としていたのだ。
” うわっ しまった! ”
慌てて慎重にテトラの一番海面際まで行き、手を伸ばして沈みかけているロッドを取ろうとした、
が、そのとき波をかぶって足元が濡れてすべり
足から海にすべり落ちた。
股より下が海にはまってしまい、何とかテトラに手でしがみ付いて全身が落ちるのは食い止めた。
Y見さんの助けもあって、ロッドは無事回収できたが
股から下はズブ濡れだ。
Y見さんが気を使って
”大丈夫ですか 帰りますか”
と言ってくれたが、このまま帰るとボーズで海にはまっただけの”
ただのバカ者 ”だ。
それにY見さんにも気の毒だ。
考えてみると戦時中の兵隊さんの状況に比べれば、こんなこと何でもないことだ。
しかし魚は釣れないし、海には落ちるし、ライトは忘れるし、時間も仕掛けもロストしまくるし、
近くのウキ釣り師は何度も目の前までかなりウキを流してくるしと すべてに対してだんだん腹が立ち
” 絶対に釣ってやる! ”
という気持ちが余計に強くなった。
濡れたズボンを脱ぎ捨てて(絞って乾かして)、Tシャツ+パンツ姿に帽子をかぶって裸足と、
なんとも滑稽な姿、先ほどテトラにしがみ付いた際、手首とひじの裏側を擦りむいて血を流しながらも
冷静に続けた。
(結局、バカ者に変わりは無かった。)
暗闇だからまだ良かったものの、明るい時間帯ならこんなことできないことだ。
その甲斐あってか
キス 21cm
先日と同サイズ最長のキスを上げた。
続けてキスがヒットしたが、
巻上げ時にバラしてしまった。
その後も頻繁にアタリはあるものの、キスのアタリではなかった。
続けていると今度はリールのラインがバッククラッシュを起こしてPEラインがグチャグチャに。
この仕掛け・リールでバッククラッシュを起こしたのは初めてだ。
” なんやねん今日は。 ええ加減にせいよ! ”
と誰に対して言うのでもなく、心でつぶやきながら処理した。
リールの処置をしたあとは先ほどまでが嘘のようにアタリがピタッとなくなった。
潮も完全に下げ止まり状態だ。1~2時間続けたが状況は変わらず、ここで納竿。
ちなみにY見さんは狙いのガシラを3枚上げていた。
とんだ
ハプニングが起こったが、今回も確実に良型のキスを1匹上げることが出来き
キスV3だ。