ルアーフィッシングとの出会い - Part 2 -

メタルフィッシュ

2010年03月04日 01:00

2010年3月3日(ひな祭り)



勿論、本日も平日のため釣行無し。

昨日に引き続き、私のルアーフィッシングとの出会いの続きを。



4.タチウオとの出会い


釣れないシーバス・・・それでも諦めずに繰り返しワインドの練習を兼ねて釣行した。


季節は秋になり、やたらと釣り場に夕方から釣り人が増えだした。
そしてみんなグリーンに光る大きな発光体を付けた浮き釣りで何かを狙っている。
そう、タチウオのシーズンに入ったというのだ。

今までほとんど人が居ない静まりかえった波止場やテトラなどの釣り場は、まるで海という
スクリーンの映画館のように静かににぎわい始めた。



”タチウオか・・・”



いやいや実はタチウオもワインド釣法のターゲットに成りうる魚種であることを知ったのだ。



こいつはラッキー!



小中学校の頃、真夜中に神戸の兵庫突堤というところに、生きたドジョウを針金で巻いてタチウオを
釣りにいったことはあるが、釣れたことの無い、しかし釣りたかった、私にとっては手の届かないと
思っていた魚である。それが釣れるかもしれないのだ。

早速シーバスのセッティングからタチウオのセッティングにルアーを変更しタチウオを狙った。
ワインドをやってみると・・・


ほんとに釣れた! しかも一投目から!



”ほんまに釣れるやん”



それからは毎週のように釣り場を探しては、真夜中から朝マヅメまで、ひとり孤独に釣行を繰り返し、
狂ったようにタチウオ釣りに明け暮れた。
家庭があり小さな子供がいる私にとっては、この時間帯は私に許されたフリーな時間帯にぴったりと
マッチしたのだ。

夜になって暗くなったら出かけ、明るくなると家に帰る、まさに水商売のようである。
タチウオはいくら釣ってもタコのときのように飽きはこなかったが、冷凍庫がタコのとき以上に一杯に
なり、嫁からよく怒られた。




5.青物との出会い


一度、朝マヅメからタチウオを狙いに行こうと家族揃って釣行した。
タチウオは勿論すぐに釣れたが、出かけるのが遅すぎたため、すぐに日が昇り明るくなってアタリが無くなった。



” やっぱりもっと早く出なアカンで、明るくなったら釣れへんわ ” 



と言って半ば諦めムードでワインドを繰り返しているとガツンとアタリがあった。
足元まで引いてみると、それはタチウオではなかった。
なんと普通の魚のカタチをしている、しかし何の魚か見たことがない。シーバスでもない。
それも投げれば立て続けにアタリがある。
通りかかる釣り人がこの釣った魚を見て


” おー ・・・や ” 


と魚の正体らしきことを言うが、何と言っているのか聞き取れない。
そこで隣にいた釣師のおやじさんに聞いて見ると


” サゴシや ” 


と言われた。


そのときは意味が分からなかったが、サゴシ・・・それはサワラの幼魚である。
これが青物釣りの始まりである。


帰って調べてみると、実はワインドはシーバスやタチウオだけでなく、青物もターゲットに成りうる
ことを知った。

青物は基本的に明るい時間帯、つまり朝マヅメから夕マヅメまでに釣れることが多いため、暗い時間帯
のタチウオが終わってから引き続き、明るくなってからは青物狙いという私の週末スタイルが確定した。

これまたタチウオと同時期に狙えるとあって非常に効率が良く、一度の釣行で二度おいしいというもので
ある。

ざっと私がルアーフィッシングを始めた夏頃から晩秋までの3~4ヶ月間の短い歴史を綴りました。
勿論、その間のエピソード、人との出会いなどはたくさんありますが、キリがないので、のちのち
釣行・釣果のない日に紹介できればと思います。




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