2010年12月19日、家族で大阪の
海遊館に行きました。
目的は勿論、家族全員が
タチウオを見たい! というから
ではなく、
クリスマスイルミネーションを見たいというのが家族の目的です。
家族が海遊館に行きたいと言ったとき、私はニヤリとしました。
なぜなら先に言いました通り、” 生きた
タチウオの展示 ”を1月末までしていること、
そして普段
ターゲットとなる魚の生態を実際に観察できるからです。
勿論、光のイルミネーションも見たいと思っています。
海遊館へは、”
大阪回遊キップ”という地下鉄・ニュートラム・バス全線と南海全線が
一日乗り放題で、
海遊館の入場料も含む割安キップが販売されており、それを利用して
南海電車 泉大津 → なんば
市営バス なんば → 海遊館
というルートで行きました。
<大阪回遊キップの詳細は
こちら>
海遊館に着き、いろいろと魚類が見れましたが、ある程度回ったところで、
”
瀬戸内海 ”という水槽のところでようやくお目当ての魚たちがお目見え。
ゴンズイ
底に群れで溜まっている。(ゴンズイ玉と言われるらしい)
この魚は、比較的波止などでよく釣れる魚だが、毒があるので非常に危険だ。
釣りたくなくとも根魚の外道で釣れることが多い。
群れでいるため、一度釣れると何度も釣れてしまう迷惑な魚である。
タコ
2匹くらい水槽内にいた。
特に特記すべき点はない。
ヒラメ
砂と同化して一見わからない。
たまに中層をヒラヒラ泳いでいた。
メバル * 今後のターゲット *
雑誌等で書かれているように確かに
45度 上を向いて泳いでいる。
大きな泳ぎ方はせずに、ほとんどこの体制で動かないような感じだった。
次に”
チリの岩礁地帯 ”の大きなドーナツ型水槽で
大量の
マイワシ、カタクチイワシ
何の意味があるのか分からないが水槽内をグルグルと回り続けていた。
中には
良型のアジも混じっていた。
そしてようやく4Fの”
日本海溝 ”の水槽にてカニと一緒に
タチウオ * 7~12月のターゲット *
はじめは結構数もいたようだが日にちが経って数も減り、
当日はもう
5~6匹しかいなかった。
はじめはこれくらいいたようだ。
~ 立ち泳ぎ中 ~
恐らくこのときは休息中で、この状態からは捕食体制にはならないと推測。
流れに乗って移動しているようにも見える。
~ 表層直下 ~
恐らくこの状態が表層直下における捕食行動に移れる体制であろう。
横泳ぎしているものもいる。横泳ぎの延長線上で捕食行動にも移行できるのだろう。
~ 中層 ~
恐らくこの状態が中層における捕食行動に移れる体制であろう。
残念ながら底にいるタチウオは見られませんでした。
今シーズン攻略できなかった底タチウオの状態が一番見てみたかったのですが・・・
この生きたタチウオを見れる本当に貴重な展示であります。
タチウオは捕獲後に海遊館に運搬するのも難しく、また水槽内での生存率も低いので
長く飼育するのは難しいようです。
確かタチウオの展示は1月末までと言っていましたが、
もうそんなに持たないでしょう。
どうしても見たい方は早急に行かれることをお勧めします。