こんな釣り関係の面白い本 見つけましたよ

メタルフィッシュ

2011年06月10日 00:18

本日は書籍の紹介を致します。


面白くてアングラーからすれば大変関心のある内容の本です。




書籍名:「魚の行動習性を利用する 釣り入門」 

  ~科学が明かした「水面下の生態」のすべて~





著 者: 川村 軍蔵 水産学博士

出版社: 講談社 ブルーバックス

定 価: 880円(税別)




本日は仕事で山口県に出張であった。


新幹線の中で暇つぶしに釣り雑誌を購入しようかと思って

発車時刻までの間に本屋で物色してみたが・・・









雑誌はどれも特に斬新な内容が無く、おおむね新製品のルアーの紹介が

ほとんどで興味がある記事がなかった。

雑誌にしては1,000円近いものが多く、興味がないのならルアーのひとつでも

買った方がマシだと、くだらないことで悩んでいるときにふと思い出した。



先日、上記著者の方から書籍の紹介メッセージを頂いていたのを思い出し、

この本を探したところ、偶然すぐに見つけた。




” すぐ見つかった、これは運命なのか?・・・ ”




とりあえずこの本を購入し、新幹線に乗車して少し落ち着いてから

この本を紐解いてみた。




まず、どの本でもある「はじめに」という4ページほどの内容を読んだ時点で

まるで

マヅメ時にルアーに強烈なバイトをしてくる喰い気のある魚

のように

この本に喰いつき、「更に先を読みたい」という衝動にかられた。



そして目次を見ると、どの項目を見ても興味がある。




例えば


・魚は釣りの仕掛けが見えるか

・ルアーの色を識別できる

・匂いを感じる仕組み

・ルアーの動きを魚はどう感知するのか

・スレは1年以上持続する


などなど




魚の生態を利用して釣りに生かす内容が中心で、ただ理論だけを展開するのではなく

実際に実験の結果を検証したデータがあるのが面白い。



もともと「感覚」や「経験」だけで運に任せるようなスタイルの釣りが嫌いで

科学的な裏づけや理論を実際の現場で試し、その結果を考察し、

更に次の釣行までにシュミレートしてまた試すという行為(PDCA)が

好きなだけに、とても興味をそそる内容である。



具体的な内容は、読んだ方の受け取り方になると思うので

興味がある方は実際に購入して読んでみて欲しい。

(私は講談社の回し者ではありませんが)



仕事もうまく終わり、行き返りの長い乗車時間もこの本のお陰で

暇つぶしどころか有意義な時間を過ごせた。


この本を著して頂いた川村先生に感謝致します。










たまにはこちらのブログも


私のフィッシングアクセ・デザインブログです。












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