釣り場のマナー <Part2> 周りのアングラーに対して 

メタルフィッシュ

2010年11月26日 01:39

釣り場のマナーについて第2回目です。



前回も記しましたが、

フィッシングにおけるマナーとは何か?



1.釣り場の環境に対してのマナー


2.周りのアングラーに対してマナー


対象は大きく分けて2通りあると思います。





前回は、 ” 釣り場の環境に対して ” のお話しを取り上げましたので、

今宵は、 ” 周りのアングラーに対してのマナー ”のお話しを。




前回の記事: 釣り場のマナー <Part1> ゴミ









*** 他のアングラーに対してのマナー ***



私のようなルアーマンウキ釣り師が同時に同じ釣り場で同じターゲットを狙って

ロッドを振る時期というのがあります。


それはタチウオが回遊してくる9月~11月にあたります。



特にそういったシチュエーションで、なぜこの人達はこのようなことを平気でするのか? と

ルアーマンの立場から全く理解できない、不可解なウキ釣り師の方々によく出会います。

(ルアーマンとして一方的な言い方になりますがご了承下さい。)




かつて実際にあったことをまとめますと、以下のようなウキ釣り師の方々です。



1.私の真正面に横からウキを投げる方。


2.私の正面を横切ってその向こうにウキを投げる方。


3・私の正面にウキを流して放置している方。

   尚かつ正面を横切って更に向こうに流れて行っても、まだ知らぬ顔をしている方。


4.私の正面真横ギリギリ横に何度もウキを投げてくる方。


5.私のわずか2~3m程度真横にあとから黙って入ってくる方。


6.いくらでもキャストする場所は空いているのに、なぜか私の横に入って来る方。



正直、こういう方たちの行動は

  全く理解できません。



特に1~3の行為をされると、キャストできませんよね。



” なぜ分からないのですか?  ”

(実際はこのような綺麗な言葉は口から出てきませんが)



と思います。




ウキのように明るい光を海面に浮かべていると、”そこでやっているな” と分かるのですが、

ルアーだと目立つものがないため、確かにやっているかどうかわからないかもしれません。


しかし近くでロッドを振っているのが見えれば、普通、キャストしているなと分かると思いますし、

分からなくてもアングラーがいるだけで少しは気にすると思うのですが




接近しすぎてウキ釣り師同士でウキが絡まっている方もおられますよね。



ルアーマン同士の場合、初心者でもない限り、普通は他のルアーマンがいるところで真横に

入ってキャストすることはありません。

仕方なく横に入る場合でも断ってから入りますし、少し距離を置いたり、

キャストする方向にもとても気を使ったりします。



しかし上記のようにウキ釣り師の方で、そういう周りの他のアングラーに気を使うということが

非常に希薄で、自分のことだけしか考えていないような方を多く見ます。

ウキ釣り師の方、皆が皆そうだということではありません。



ウキは浮かしているので潮の流れ乗って流れていってしまう、

または故意に流す流し釣りをしている、

または、そうやらないと釣れにくい、


なるほど、その理屈は分かります。



魚を釣りたいのは誰しも同じです。 そのために来ているのです。

しかし自分ひとりだけで釣りをしているのではないので、周りの他のアングラーのことも配慮し、

迷惑を掛けないように釣りをする
、それこそが釣り場のマナーですよね。



私はこういったマナーを守らない方はとても腹が立ちますので、一回目はやんわりと注意します。

しかし2回、3回と同じことを繰り返す方に対しては、丁寧にかなりきつい口調で注意します。



そうせずに黙っていれば、こちらは先に釣行しているのに、後から横に入ってきたウキ釣り師のウキに

邪魔されてキャストできなくなる
からです。



ですので、皆さんも他のアングラーの方のせいで自分がキャストできなくなった場合は、

黙って腹を立てずにはっきりとその方に

注意してあげた方が良い
と思います。


なぜなら、注意した方は、それでイライラしませんし、キャストを続行できます。

そして注意された方も気付くであろうし、お互いにラインの絡まりを回避できます。





そしてもうひとつ、ウキ釣り師とかルアーマンと関係なく、

突然、馴れ馴れしく丁寧な言い方もせずに話しかけてくる方です。


釣りに関係なく、普通、相手が年下であろうが年上であろうが、初対面で知り合いでもない

相手に話し掛けるのに丁寧な言葉も使わずに話すでしょうか


いきなりタメ口で偉そうに話しかけてくるようなデリカシーのない方に話かけられてもまともに

話しをする気がしませんよね。


年齢に関係なく、丁寧な話し方は誰しも好感が持てて、初対面でも気持ちが良いものなので、


釣り場のコミュニケーションにおいてもマナーには気を配りましょう。






マナーというのは強制ではなく、任意の行為、個人の気持ち、考え方に委ねられるソフトな暗黙のルールです。


ゴミ問題もそうですが、罰則がないから守らないというのではなく、

個人個人が意識して、自分のことだけではなく他人環境を十分考慮し、

皆が気持ち良くフィッシングライフを楽しめるようにしたいものですね




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