夜間のタチウオ、攻略できたか?!

メタルフィッシュ

2011年11月03日 15:02

2011年11月3日 の釣果



ターゲット: タチウオ ・ 青物
                 
       



   釣果: タチウオ 18
    

    












 場所: 某所
 時間: 04:15頃 ~ 07:30頃
 天候: 曇 一時小雨
   潮: 小潮
   風: 無風~弱風






夜間の喰わない渋いタチウオ、なんとか今季中に攻略したい。


だから・・・ 今夜も出撃する!!







シルバーワインダー








毎年この時期になると、夜間のタチウオは非常に渋い状況で


全くルアーに反応しない



その反面、まだ暑い8~9月には釣れなかったエサ釣りが、10月後半には好調期に入り、

我々ルアーマンがアタリすらない中、コンスタントにポツポツとタチウオを上げていく・・・



屈辱の低迷期だ




昨年も何とかしたいといろいろと攻略作戦を実行したものの、敗戦に終わった・・・



だから今季こそ何とかしたいと今現在も作戦継続中だ。




まずなぜ夜間ルアーでは釣れず、エサ釣りに分があるのか?  ということだが、

単純に考えるとタチウオの活性が低く、ほとんど動かないエサにしか喰いつこうとしない

から、と考えられる。


これは動かない獲物にしか喰わないということではなく、タチウオ自体が動き回らないので、

自分の近くにいる喰いやすい獲物、つまり動き回らないエサだけを喰っていると私は考えている。



活性がなぜ低いかも定かではないが、恐らく水温の低下ではないかと考える。

(大阪湾海水温: 9月末は25℃前後、 10月末は22℃前後)




ということから、エサ釣りのエサのようになるべく動かさないようルアーのアクションを

極力抑えつつ、ある程度は目立つルアーで狙うのが良い、 と考えていた。


その考えをもとにいろいろ試したが、これが確実だという方法は未だ見つからない。




そこで今回は今までとは少し考え方を変えて異なる方法で試すことに。
















ポイントに着くと、そこそこウキ釣り師がタチウオを狙っていた。



敢えてウキ釣り師の様子が見えるところで比較できるように様子を見ながら

キャストすることにした。



まずはタチウオが居るのか、そして普段のパターンで釣れるのか試してみた。







が・・・





案の定、アタリはない。



そうしているうちに右側にいる近くのウキ釣り師のウキがゆっくり沈み

かなり溜めてから難なくタチウオを上げていた。





” ふっ、 計画通りのシチュエーションやな。 ” 





予想通り、普段のパターンではアタリすらない横で、ウキ釣り師がタチウオを上げた。

これでタチウオが居ることは確実、そして予想通りの状況になったので

心の中でニヤッとした




検討した新しい攻略パターンを試す絶好の機会だからだ。




I'LL take the Tachiuo's position !!




ルアーの種類、サイズ、それとアクションの複合要因を組み合わせたいくつかの

パターンを考えていた。






早速パターン1で試すがダメ。


次にパターン2、 続いてパターン3、4 でもダメ。


更にパターン5で・・・!






キュッ






” 喰ったか? ”







尻尾だけ噛み切られた






”  これが正解か?! ”





同じパターンで試してみると、

何やらアタリなのが水の抵抗なのか分からないような違和感はある。





そして微妙にアクションを調整しながら何投かしたところで









コツッ















タチウオ 75cm F2.5くらい




” これか!?  しかしタチウオ小さいな・・・ ”








乗らないのは個体が小さいからかもしれない。

そしてアタリもものすごく軽いので

普通のアクションでは恐らく感じ取れないだろう。





同様のパターンで












” ちっさー、この時期にこのサイズか・・・ ”






ご覧の通り F2あるかないか、 70cmあるかないかである




続いて






コッ







” ん? アタリか、いや違う、 んんっ? 釣れてるのか? ”






写真は撮っていないが、なんとF1.5 の 50cm くらいのタチウオだ。

あまりにもかわいそうなので、生かすために釣って即やさしくリリース。(そのため写真無し)






その後、反応が悪くなると匠魚に変えて同様のパターンで







タチウオ F2 ・ 75cm くらい






反応が悪いので再びマナティにチェンジして同様に







タチウオ F2.5 ・ 75cm くらい





更に一本同サイズを加えて合計6本のタチウオを上げることができた。




今回は近くのエサ釣り師がタチウオを上げるのと、ほぼ同じくらいのペースで釣ったような

感じたった。





今までのやり方ではアタリすらない状態のはずの時間帯

今回は6本タチウオを上げれたので

このパターンで同時期に別の日、別の場所でも通用するなら、これが真の夜間メソッドになる。

もしそうなら詳しいメソッドをブログ上でアップ予定。













そうしているうちに朝マヅメが近づき、匠魚で



ゴンッ、ギギギィー






ようやく80cm ・ F3 クラス








朝マヅメになり、どうやら活性も高まっているようなので

匠魚の朝マヅメパターンに変更し








タチウオ 80cm ・ F3 くらい

釣って絞めた瞬間、口からイワシが飛び出てきた






このパターンでタチウオを10本近く上げたのち、

完全に明るくなった頃、匠魚では反応が無くなったため、

マナティにチェンジして強めアクションにて















ZZ-STAPにチェンジして青物も視野に入れて

沖合いの底を狙うと








タチウオ 75cm ・ F2.5 くらい




この後ピタッと反応が無くなった




青物を期待していたが、ナブラもボイルも無く、全く気配無く納竿。





また今回も青物にフラれて、お会いすることができなかったが、

夜間のタチウオを攻略する糸口を掴んだかもしれない。




今回はいつもと全く違うパターンを試し、それが恐らく正解だったのか、

非常にシュミレーション的要素が高い釣行だった。




夜間のタチウオ攻略がメインのため、水揚げ数を稼ぐつもりではなかったが、

結果的にそこそこの本数が釣ることができた。




近々、同じような状況で夜間のタチウオを攻略に再び挑んで見ようと思う。







ところでタチウオにガブリと噛まれたことがあるだろうか?


今まで幾度となくタチウオ釣行に出向き、タチウオを釣って歯が擦れた程度のことはあったが

今回、初めてタチウオに手をガブリと丸かじりされた。







結構 血が出ているので分かりにくいが、小指の付け根あたりの赤くなっている

2箇所が噛まれた箇所で綺麗に歯型が付いていた



釣ったあと、ポロリと落ちそうになったので、鷲づかみしたところ、

タチウオの顔がたまたま(狙って?)私の手の方に反転して噛みつかれました。



タチウオの歯は擦れただけでも皮膚から血が出ますが、

これに噛まれると歯が食い込んでなかなか取れませんよ・・・



どうぞ気をつけてください。













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